断熱材/壁材として
断熱材兼仕上げ材として壁全体を作り上げます。
版築: 型枠の中に層状に積み上げて固めることで、壁や構造物を作る伝統的な建築技術の一つです。
HES MIX を用いれば、版築の手法で自然素材の風合いを活かした壁を構築でき、断熱性と調湿性を兼ね備えた快適な空間を実現します。
木摺: 木材を使って打設の下地を作り、HES MIX を打設する技法です。
木摺下地に自然素材を組み合わせることで、強度とデザイン性を高め、壁面に温かみのある仕上がりをもたらします。
また床には断熱材、調湿材として敷き詰めることができます。
薄く施工すれば軽快な仕上がり、厚めにすれば高い断熱性能を発揮し、床下からの冷気や湿気を抑え、年中快適な室内環境を保ちます。






塗り材として
HES MIX技術を応用し、ヘンプバイオマス、消石灰、銀杏のりを混合し、漆喰のように塗り材としての使用方法を開発いたしました。
日本の伝統工法と調和し、また漆喰材として多くの場面で活用することができ、古民家リフォームに最適です。
バイオマスの配合により厚みを調整して塗り施工が可能で、断熱性や調湿性を高め、室内環境を快適に改善します。
さらに、ビニールクロスからのリノベーションにも適しており、自然素材ならではの風合いと機能性で、快適な住空間へのアップデートを実現します。




塗り材: 施工要領
石膏ボード下地 (プラスガード)
石膏を原紙で被膜した物で防火性に優れ加工しやすく、現在の建築の内装下地として広く普及しております。
①【下地処理・目地・ジョイント処理】ジョイント部分はVカットし、ファイバーテープで 補強、パテ処理。
②【下塗り】 強アルカリである本製品は直接石膏ボードには濡れないので、ベストアンダー/ユートップなどで下地処理。
③【上塗り】 SHIAGE塗り 1.5mm~3mm厚
木摺下地(木小舞)
下地 施工箇所 内壁 幅3cm程度の杉材を釘止めした下地。明治期頃より洋風建築 が盛んに行われるようになると同時に普及してきました。
KISOと共に施工する際は木摺下地になります。
①【木摺リ下地】木摺リ下地は、幅3cm×厚12mm程度の木摺リ板で間 隔は7mm~10mm程度開け打ち下地柱の間隔は450mm
②【下塗り】 木摺用SHIAGE材塗り 10~20mm厚 (7日以上乾燥)
③【上塗り】 SHIAGE 1.5mm~3mm厚