【施工事例レポート】Afram-Japanの麻漆喰リノベーション in 山形・遊佐町
こんにちは。
今回は、7月28日から30日の3日間にかけて実施した、山形県遊佐町の株式会社Afram-Japan様リノベーション施工の様子をご紹介します。
🏡 プロジェクト概要
- 場所:山形県飽海郡遊佐町
- 施工時期:2025年7月28日〜30日
- 建物タイプ:既存住宅のリノベーション
- 施工規模:延べ 約100㎡
- 仕上げ材:バイオライムミックス(土入り麻漆喰)
- 仕上げ方法:一部「磨き仕上げ」、一部「あらし仕上げ」

🌍 Afram‑Japanとは?
Afram‑Japan(エーフレーム・ジャパン)は、北米や欧州で知られる三角形屋根の住宅構法「A-frame(エーフレーム)」を学び、日本全国でその設計・施工を展開する山形県遊佐町発の設計事務所です。

aframe-jp.comさん公式ホームページより
この建築手法を通じて、日本全国で独特の美しいフォルムと自然景色との調和を意識した住宅や店舗づくりに取り組んでいます。

🌿 自然素材の持つ美しさと質感
今回の仕上げ材は、土とヘンプチップを混ぜ込んだオリジナルの自然素材左官材(麻漆喰)を使用しました。
建物の性格上、空間ごとに表情を変える必要があったため、場所に応じて以下の2種類の仕上げを施しました:
- 磨き仕上げ:滑らかで光沢のある表面。落ち着きと高級感を演出。
- あらし仕上げ:粗めに仕上げることで、素材感と陰影を強調。壁に深みを加えます。
素材には現場の土も取り入れ、建物がその土地と対話するような空間を目指しました。
🌀 「仕上げの多様性」が空間の豊かさを生む
同じ素材でも「磨き」と「あらし」で印象が大きく変わります。
Afram-Japan様のコンセプトに合わせて、空間の用途や明かりの入り方に応じた仕上げを施し、空間にリズムと奥行きを持たせました。

📷 ギャラリー



✍️ 編集後記
今回の遊佐町での施工では、地域にある素材と向き合うこと、そして家から見える景色の大切さを改めて実感しました。
今後も、こうした土地と調和する空間づくりを、地域の皆さんとともに進めていきます。